Facebook Messenger、今後はデフォルトでユーザーの位置情報を追跡しない仕様に

Facebook Messenger no longer tracks your location by default

Facebook Messenger no longer tracks your location by defaultプライバシーを重視するユーザーに朗報です。Facebook Messenger の仕様が変更され、デフォルトではユーザーの位置情報は追跡されずに利用できなくなります。

その代わりに、位置情報を共有するためには、画面右下にある「More (その他)」ボタンをタップしてから、「Location (位置情報)」をタップしなければなりません。次に、自分の現在の位置情報を送信するか (マップ上に青い円が表示されて示されます)、近くのレストランや会議スペースなどの別の場所をピン留めします。

Send Messenger location

newsroom post で、Messenger 製品担当主任の Stan Chudnovsky 氏は次のように述べています。

(引用文日本語訳) 今回のアップデートによって、自分の位置情報をいつそしてどのように共有するかを詳細にコントロールできるようになります。位置を示すピンをタップし、別のメッセージとして送信することを選択する場合にのみ、位置情報を送信できます。ユーザーがその場所にいなくても、会議スペースなどの場所を共有できるようになりました。

Chudnovsky 氏は、アプリの位置情報サービスをユーザーが有効にしない限り、デバイスの位置情報を Facebook が受け取ることがないことを繰り返し説明しています。

Messenger は、バックグラウンドでユーザーのデバイスの位置情報を取得することはありません。Messenger アプリを使用するときに、ユーザーが位置を選択して、「送信」をタップする場合にのみ位置情報が送信されます。ユーザー情報に関する新しい許可は要求しません。

もちろん、位置情報の共有は、実際にはデフォルトで有効になっていますので、無効にしたいと思われるユーザーの方もいらっしゃるでしょう。

iOS で位置情報の追跡を無効にするには、「設定」、「プライバシー」、「位置情報サービス」にアクセスします。位置情報を記録でき、インストールされているすべてのアプリが、この画面に表示されます。

Messenger (および位置情報データを共有したくないその他のサービス) を見つけて、サービスの横のボタンを「オフ」に切り替えます。アプリによっては、オフにするために追加の操作が必要となる場合があります。

Android デバイスを使用している場合、「設定」、「位置情報サービス」にアクセスして、オフに切り替えます。

ハーバード大学のコンピュータ科学の学生である Aran Khanna 氏が、1 メートル以内の精度で Facebook Messenger ユーザーの位置を追跡できるようになる Chrome の拡張機能「Marauders Map」を公開したニュースが先週報道されましたが、Chudnovsky 氏によると、Messenger をアップデートするという Facebook の決定は、この数か月前から検討されていたということです。

Khanna 氏は、Facebook 社でインターンとして今後働くことになっていますが、Messenger の位置情報の追跡ボタンの場所は分かりにくく、多くのユーザーが情報を共有していることを正しく把握していないままになっていると指摘しています。

最新のアップデートは、木曜日に公開されますが、青色の矢印は、メッセージ入力フィールドの横に表示されなくなります。

Image of Facebook on a mobile device courtesy of Bloomua / Shutterstock.